【注意喚起】災害時の熱中症予防について ~命を守るための備えと対策~
台風や地震などの自然災害が発生した際、停電や断水、慣れない避難生活、そして炎天下での復旧作業などにより、通常よりも熱中症のリスクが非常に高まります。
いざという時に自分や家族の命を守るため、災害時の熱中症予防のポイントを確認しておきましょう。
なぜ災害時に熱中症リスクが高まるのか?
災害時には、日常生活とは異なる以下の要因から熱中症にかかりやすくなります。
○停電・断水による影響:エアコンや扇風機が使えず、十分な水分補給や体を冷やすことが難しくなります。
○過酷な復旧作業:がれきの撤去や家の片付けなど、普段慣れない重労働を行うことで体温が急上昇します。
○避難生活でのストレス:環境の変化による睡眠不足や疲労が蓄積し、体力が低下します。
災害時の熱中症予防 3つのポイント
1. 避難生活での対策(在宅避難・避難所)
こまめな水分・塩分補給:のどが渇いていなくても、定期的に水分(1時間にコップ1杯程度)と塩分を補給しましょう。
風通しを良くする:窓を開けて風通しを確保し、うちわや扇子を活用して体感温度を下げてください。
涼しい服装:ゆったりとした、通気性の良い衣服を着用しましょう。水で濡らしたタオルを首に巻くのも効果的です。
涼しい場所への移動:停電が長引く場合などは、冷房が稼働している避難所や施設への移動も検討してください。
2. 片付け・復旧作業時の対策
炎天下での作業は避ける:気温が高い日中(特に10時〜14時頃)の作業はなるべく避け、涼しい時間帯に行いましょう。
こまめな休憩:時間を決めて(例:30分に1回など)、日陰や風通しの良い涼しい場所で休憩を取りましょう。
複数人で作業する:一人での作業は危険です。お互いの体調を確認し合いながら作業を行ってください。
3. まわりで声をかけあう
高齢者・子どもへの配慮:体温調節機能が低下している高齢者や、まだ発達していない子どもは特に注意が必要です。周囲から積極的に声をかけ、水分補給を促しましょう。事前の備えが命を守ります
災害発生後に慌てないよう、日頃から以下の熱中症対策グッズを「非常持ち出し袋」に準備しておきましょう。
飲料水(目安:1人1日2~3リットル)※腎臓等に病気のある方は主治医に相談をお願いします。
経口補水液、スポーツドリンク(粉末タイプも便利です)
塩あめ、塩タブレット
冷却グッズ(水で濡らすと冷たくなるタオル、ネッククーラー、叩くと冷える保冷剤など)
帽子、日傘、うちわ、扇子
さらに詳しい情報はこちら(環境省ホームページ)
熱中症予防に関する最新の気象情報や、詳しい対策については、環境省のウェブサイトをご参照ください。
「環境省熱中症予防情報サイト」https://www.wbgt.env.go.jp/
(外部リンク)
循環器病にも注意しましょう!
災害時は、エコノミークラス症候群や心筋梗塞などの循環器病の発症リスクも高まります。予防のためのポイントを確認しておきましょう。
詳しくはこちら→
災害時の循環器病予防(PDF:1.43メガバイト) 