麦わらの焼却処理防止と有効利用について
県下では、5月下旬から麦類の収穫時期に入ります。
その収穫残渣である麦わらの有効利用をお願いします。
焼却処分の問題点
空気中の浮遊粒子状物質が増加し、大気汚染の原因となる可能性があります。
煙が、近辺住民へ目や呼吸器への刺激・異臭・視界不良の煙害を起こす可能性があります。
処理方法と有効活用
●ほ場への鋤込み
土壌の排水性の向上と地力の維持に効果があります。
※水稲の場合は、麦わらの急激な分解により水稲の初期育成を抑制することがあるため、こちらを参照してください。
●ほ場外の利用法
家畜飼料、敷料、マルチ資材、堆肥の材料や燃料等の有効活用があります。
※ほ場外への持ち出す場合は細断せずそのまま刈り落としたものを利用するため、乾燥・収集・梱包・運搬が必要となります。