ニンジンを育てるにはどんな条件が必要なの?
【土の成分】
ニンジンはアルカリ性の土が好き!
土が酸性の場合は、石灰を土に混ぜて中和します。
【気温】
・発芽に最適な気温は15~20度
・成育に最適な気温は15~20度
ニンジンは3度くらいに気温が下がると、一旦成長をやめる野菜です。12月に種をまき、4月から収穫する春ニンジンは、冬でも成長できる温度を保つため、黒いビニールを土にかぶせたり、小さなハウスを作ったりしてニンジンの成長を促す工夫をしています。
どんな色でどんな大きさのニンジンがおいしいの?
品種によってもちがいますが、一般的に良いとされているニンジンは、
【形】
大きさは15~20センチメートル
表面がなめらか
先があまりとがっていないもの
【色】
オレンジ色が鮮やかで濃いもの
と言われています。
ニンジンは種をまいて収穫までどれくらいかかるの?
菊陽町ではなぜニンジンの栽培が盛んなの?
理由の一つは 『ニンジンを植えるのに適した土地であるから』
菊陽町は阿蘇火山の近くに位置しており、「黒ボク土」という火山灰がつもって出来た黒くてぼこぼこした土が広範囲に分布しています。
水性、透水性、通気性に優れたこの「黒ボク土」は、ニンジンの栽培に適しており、色をさらに鮮やかにする効果があると言われています。
もう一つの理由は、 『気温がニンジン栽培に適しているから』
菊陽町は阿蘇火山からの吹き下ろしの風が菊陽町付近で和らぎ、ニンジン栽培に適した気温・湿度に変化すると言われています。