気温や湿度などの気象条件が基準に達したため、7月1日午前11時に、食中毒注意報が県内全域に発令されました。
毎日暑い日が続き、食中毒が発生しやすくなっています。食品の取扱いには食中毒予防の3原則、細菌を「つけない」、「増やさない」、「やっつける」に心がけ、次のことに十分注意して下さい。
○ 調理する人は、よく手を洗いましょう。
○ 手に切り傷のある人は、手袋をするなどして、おにぎり等食品に直接手で触れないようにしましょう。
○ 加熱する食品は、中心部まで十分火を通しましょう。
○ 調理場は常に清潔にし、まな板・包丁などの器具も使用前に消毒をしましょう。
○ 食材(野菜を含む)は、よく洗浄・消毒し、一度で使い切るようにしましょう。
○ 調理した食品は早く食べ、室温で長時間放置した場合には、思い切って捨てましょう。
○ 冷蔵庫の過信は禁物です。詰めすぎず、庫内温度が常に10℃以下に保つようにしましょう。
○ 買い物に出かけたら、食品の保冷に努め、寄り道せず早めに帰りましょう。
○ 行楽時には、食べ物(弁当など)を前日から作り置きせず、車の中や直射日光の当たる場所に置かないように注意しましょう。
(参考)
本注意報は、10月1日(午前0時)に自動的に解除されます。
県内の今年の食中毒の発生は、6月30日現在、7件で95人です。