この度の町長選挙において、多くの町民の皆さまのご支援を賜り、10月14日に第18代菊陽町長に就任しました。
歴史ある菊陽町の町政運営を担わせていただくことに重責を感じ、身の引き締まる思いでございます。町民の皆さまの期待に応え、町のさらなる発展に向けて全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
『心を満たし、菊陽町を楽しむ』
私は、菊陽町にお住まいの皆様が『心を満たし、人生を楽しむ』ため、菊陽町の魅力を高めることを目指します。
「心を満たす」とは、人が、人と人との豊かな関係を築いて、身体的・精神的・社会的に満足して暮らしていくことだと考えています。このように暮らせるまちをつくり、私自身が皆様の「心を満たす」存在でありたいと願っています。
私たちが生きる現代は、常に変化しています。その中で菊陽町にお住まいの皆さまが、人生をどのように送りたいと思われているのかを常に考え、皆様に寄り添いながら、共に進んでまいります。
人々が感動を分かち合い、満足のいく未来となるよう、「対話」を通してその実現を目指します。
町長となったこれからは、日々判断、決断、実行の連続となるでしょう。だからといって、それを恐れたり、迷ったりはしません。大事なのは「決める」ことなのです。
私は、選挙戦を通じて訴え続けた「政策提言集」の実現を進めてまいります。これは、菊陽町のこれからを考えて、皆様の声を政策にまとめたものです。
その中心となる8つの政策分野と、その中でも重点的に取り組む内容を、表にまとめました。
その他の政策は、下の表をご覧ください。
菊陽町は、国策として誘致されたTSMCの進出に伴い、さまざまな可能性を持ち、日本一のまちづくりを目指すことができる町になりました。
潜在能力の高いこの町を、お住まいの皆様が自慢できる「日本一の菊陽」にすることが私の夢です。
一方で、菊陽町の一番の課題である渋滞の問題は、町でできることを着実に行うと共に、国、県への協力要請にも力を注ぎます。道路整備だけに留まらず、「パークアンドライド」などの渋滞解消のあらゆる方策を引き出し、それに取り組みます。
また、菊陽町ににぎわいをもたらすために、さまざまなイベントを開催し、住民の繋がりを生みだしたいと考えています。
長引くコロナ禍で楽しむことが難しかった「今」から、進化し続ける菊陽町の「これから」が始まります。
結びに、住民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げるとともに、皆様のご多幸とご健勝をお祈りし、就任のごあいさつとさせていただきます。
菊陽町長 𠮷本 孝寿