後期高齢者歯科口腔健診について
「おいしく食べる力」を保つため、歯とお口の健診を受けましょう。
対象者
後期高齢者医療被保険者
※介護保険施設や特別養護老人ホーム等への入所・入居、長期入院中の方は対象外
受診期間
令和7年5月1日から令和8年2月28日
※受診期間に1回受診できます。複数回の受診が確認された場合は健診料が全額自己負担(5,350円)になりますのでご注意ください。
健診内容
・問診 歯や口の状態で気になることなどをお伺いします。
・歯周検査 歯・歯ぐきの状態や入れ歯、かみ合わせなどをチェックします。
・口腔検査 口の衛生状況や粘膜異常、乾燥などをチェックします。
・結果説明 健診結果票で検査結果の判定と説明、指導をします。
※健診の結果、治療などが必要な場合は別途治療費がかかります。十分に説明を受け、納得の上で治療を受けてください。
受診できる医療機関
| 医療機関 | 電話番号 | 住所 |
| 石川歯科・矯正歯科医院 | 232-5818 | 原水958-1 |
| いちかわ歯科クリニック | 232-8088 | 新山1-2-20 |
| いとう歯科クリニック | 285-5882 | 津久礼2486-8 |
| 北川歯科医院 | 232-4418 | 津久礼2163-1 |
| 熊本リハビリテーション病院 | 232-3111 | 曲手760
|
| さかい歯科クリニック | 284-8433 | 光の森2-3-9 |
| 髙田歯科クリニック | 337-7139 | 向陽台2-17 |
| なかがわ歯科医院 | 232-4755 | 津久礼2323-1 |
| にじの森歯科クリニック | 339-8118 | 武蔵丘北2丁目15-8-4 |
| 光の森歯科クリニック | 340-2611 | 光の森2-29-6 |
| ひろ歯科クリニック | 285-3456 | 久保田2803-1 |
| 南歯科医院 | 232-7541 | 津久礼162-11 |
| 山口歯科医院 | 232-4456 | 津久礼173-18 |
| 菊陽うえき歯科クリニック | 285-8476 | 津久礼2799-2 |
| F・デンタルクリニック | 233-5118 | 光の森7-7-8 |
| スマイルライン歯科クリニック | 233-1182 | 光の森7-33-1 |
| 建光歯科 | 233-1096 | 光の森7-31-5 |
| りの歯科矯正歯科 | 233-3378 | 津久礼2950-14 |
| 菊陽病院 | 232-3171 | 原水5587 |
| 熊本フェリス総合歯科クリニック | 340-2100 | 津久礼2420-11 |
申し込み方法
毎年7月の資格確認書切替時(75歳の誕生日を迎える年には誕生月前月の資格確認書送付時)に「後期高齢者歯科口腔健康診査受診券」を送付します。
受診券裏面記載の対象医療機関に電話で予約してお申し込みください。
健診当日は、受診券とマイナ保険証もしくは資格確認書を持参ください。
※受診券を紛失された方は健康・保険課にご相談ください。
よくある質問と答え
Q1 後期高齢の歯科口腔健康診査は何のために行いますか?
A1) 最近、「固いものが食べにくい(さきいか、たくあんなど)」「飲み込みにくい」「お茶や汁ものでむせる」「口の中がかわく・口臭が気になる」などありませんか?
それは歯・口の衰えのはじめかもしれません。
後期の歯科健診では、歯・口のはたらきの衰えを早期に発見・予防することができます。
Q2 毎月、歯科にかかっています。今回の健診はしなくても大丈夫?
A2) 毎年1回の後期の歯科健診をおすすめします。
歯や入れ歯の状況(むし歯、歯周病の有無)、口腔状態の確認(かみ合わせ、衛生状況、乾燥状態)だけでなく「舌や口唇の機能評価」「飲み込む力の評価」も行います。
歯・口の衰えは健康への悪影響を招き、フレイル(心と体の衰え)につながります。
歯科健診で、歯と口の健康をチェックして、フレイルを未然に防ぎましょう。
Q3 フレイルって何ですか?
A3) お口まわりのささいな衰えから、放っておくと、要介護状態になるかもしれない、そんな「介護リスク」の高い状態がフレイルです。
食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増える、口の乾燥など、見逃しやすく、自覚しにくい歯や口の症状を早期に見つけ、フレイルを未然に防ぎましょう。
Q4 歯と口のトラブルがあると、どんな危険がありますか?
A4) 全身の病気にかかりやすくなる恐れがあります。
R2年度高齢者医療データ分析の結果、口腔の状態が良い人は、医療費や介護費も低くなっていました。
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)
口の中が不潔になり、飲み込む力が衰えると、口の中の肺炎の原因となる菌などが気道から肺に入って肺炎を起こします。
脳卒中・心臓病
口の中の細菌(歯周病菌など)が増え、血液中に入り、血管や脳、心臓に悪影響を及ぼします。
骨折・転倒
食べられなくなった結果、低栄養状態で足腰が弱くなり、歩行が不安定になることで起こります。
認知症
かむ力の低下によって脳への刺激や血流量などが減ったり、適切な栄養がとれなくなったりすると、認知症が発症・進行しやすくなります。
