地域学校協働活動とは、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関などの幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協議して行う様々な活動です。
菊陽町では、学校支援活動、放課後などの学習活動、体験活動など、学校と地域が組織的に連携・協働する体制づくりを行うために、生涯学習課に事務局を置き、地域学校協働活動推進員が学校と地域をつなぐコーディネーターをしています。
事業の目的
地域が学校・子どもたちを応援・支援するという一方向の関係だけではなく、子どもの成長を軸として、
地域と学校がパートナーとして連携・協働し、意見を出し合い、学び合う中で、
地域の将来を担う人材の育成を図るとともに、地域住民のつながりを深めることにより、自立した地域社会の基盤の構築・活性化を図る「学校を核とした地域づくり」を推進し、地域の創生につなげていきます。
令和5年度設定目標
本町で定めた「地域と学校の連携・協働体制構築事業」の目標は以下のとおりです。
●R5年度に本事業で重点的に取り組む課題に応じた目標などの設定
課題の詳細
| 自己肯定感に関する児童生徒の肯定率の割合がどの学年をみても全国平均、県平均よりも低い傾向にあり、とりわけ将来の夢や目標があるという質問に対する肯定率は全国より5ポイント以上の差が生じている。 |
課題の解決のために本事業で取り組むこと | 各中学校区に地域学校協働活動推進員を1名ずつ配置し、推進員を通して地域の人材を活用した職業講話、職場体験等キャリア教育を充実させる。 |
本事業で達成する目標(アウトカム) | 自分の身近にある職業を具体的に知ることで、将来の夢や目標を意識する児童生徒数が増える。また、依頼先を推進員が協力して探すことで、教員の業務負担軽減にもつながる。 |
目標の達成度を測る指標 | 肯定率の差が大きかった新年度小学6年生と中学2年生における、夢や目標がある児童生徒の割合(i-checkテスト) |
現状の数値 | 76% |
本年度の目標値 | 81% |
本年度の実績値 | 77% |