令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいました。そのため、令和6年度末までに接種を開始した方は、全3回の接種を公費(無料)で完了できるようになりました。公費(無料)できる期間は、令和8年3月31日までとなっています。公費による接種を希望する場合は、遅くとも令和7年12月までに2回目のワクチンを接種する必要があります。2回目の接種が終了している方も、3月末は予約が取りづらくなる可能性もありますので、余裕を持ったスケジュールでの接種をご検討ください。
接種のスケジュールなどについてご不明な点やご相談があれば、健康・保険課までお問合せください。
ワクチンの種類
HPVワクチンは2価ワクチン(サーバリックス)と4価ワクチン(ガーダシル)と9価ワクチン(シルガード9)の3種類があります。接種間隔がそれぞれ異なり、原則1回目と同じワクチンで2回目以降接種する必要があります。
※令和5年4月より9価ワクチン(シルガード9)が公費(無料)で受けられるようになりました。
接種スケジュール
<2価ワクチン(サーバリックス)の場合>
1か月以上あけて2回、1回目から5か月以上かつ2回目から2か月半以上あけて1回
※標準的な接種間隔:1か月以上あけて2回、1回目から6か月以上あけて1回

【標準:6か月】
<4価ワクチン(ガーダシル)の場合>
1か月以上あけて2回、2回目から3か月以上あけて1回
※標準的な接種間隔:2か月あけて2回、1回目から6か月あけて1回

<9価ワクチン(シルガード9)の場合>
a)2回接種(初回接種が15歳未満の場合)
5か月以上あけて2回(5か月未満で2回目を接種した場合は、2回目の接種から3か月以上あけて3回目の接種が必要)
※標準的な接種間隔:6か月以上あけて2回

【標準:6か月】
b)3回接種
1か月以上あけて2回、2回目から3か月以上あけて1回
※標準的な接種間隔:2か月あけて2回、1回目から6か月あけて1回
