菊陽町は、にんじんの作付面積が全国でもトップクラスであり、にんじんの一大産地として国の産地指定を受けております。そんな菊陽町におけるにんじんのシェアの大半を占める菊池地域農業協同組合が、現在菊陽町に大規模なにんじん選果場を整備しております。これにより、さらなるにんじんの作付面積の拡大が見込まれますが、大量のにんじんが集荷されることに伴い、一定量の割れたものやキズの入ったにんじん、いわゆる規格外品も多数発生することとなっております。そんな規格外のにんじんは、各生産者が農地や産業廃棄物として処分しておりますが、そこに着目して、規格外品の新たな価値創出、また循環型社会(SDGs)の構築を図るため、また地域産品の価値向上を推進し、地域農業の活性化を図るため、2025年2月に菊陽町と熊本県果実農業協同組合連合会、菊池地域農業協同組合の3者で包括連携協定を締結しました。その一環として、菊池地域農業協同組合に集荷された規格外のにんじんを使ったにんじんジュースを製造、販売することとなりました。
ネーミングの由来
商品名とキャッチコピーは菊陽町小・中学校の児童・生徒より募集し、1,201件の応募の中から決定しました。4月28日に製品発表会を行いその中で、キャッチコピーである「にんじんばたけのみなさんありがとう!」を考案された武蔵ヶ丘北小学校4年生の武井蓮介(たけいれんすけ)さんに、感謝状贈呈をおこないました。また、5月1日商品名である「うまcarrot」を考案された菊陽中学校2年生の田上風優花(たのうえふうか)さんに𠮷本町長より感謝状を贈りました 。

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武蔵ヶ丘北小学校4年生の武井蓮介(たけいれんすけ)さん | 菊陽中学校2年生の田上風優花(たのうえふうか)さん |
「うまcarrot」は菊陽町の小・中学校の学校給食で提供され、食農教育の一助を担います。
また一般向けの販売は(株)熊本フルーツセンターまたJA菊池の各支所、直売所で販売予定です。
とてもおいしいジュースが完成しましたので、ぜひご賞味ください。

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125ml×36本入り/ケース 希望小売価格3,200円(税込み)での販売になります。 |