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TSMC慈善財団・熊本大学と医療分野における連携協力に関する協定を締結しました

最終更新日:
 4月17日、町とTSMC慈善財団、熊本大学は、医療分野における連携協力に関する協定を締結しました。
 この協定は、3者がそれぞれの強みを生かし、JASM熊本工場の社員およびその家族への医療上の支援と、町民の健康増進(健康長寿プロジェクト)および健康増進に関する学術研究の発展に貢献することを目的としています。
 今後、3者が協力して、次の取り組みを進めます。

 

協定をもとに進める取り組み

 

➀ JASM熊本工場の社員およびその家族への医療支援体制の構築

 町や県、熊本市、熊本大学(病院)、医師会、消防局、JASMによる医療連携に関する意見交換会を設置し、JASM社員とその家族など外国人労働者が安心して医療を受けられるシステムを構築するため連携協力します。

 

② 町民の認知症の予防および健康寿命の延伸に向けた取り組み

 熊本大学が、町、国立長寿医療研究センターおよび台湾の国立陽明交通大学と協力し、町民を対象とした健康づくり事業に取り組みます。
 一定期間、運動や食事・栄養面の指導、認知トレーニングなどを行うことで、要支援・要介護認定率の改善や、認知症患者の減少を目指します。

 

③ ②の取り組みについての学術研究に関すること

 2つ目の連携項目である、町民の認知症の予防および健康寿命の延伸に向けた取り組みの成果を、2029年に論文で世界へ発表します。


 

協定締結の経緯

 3者は、令和6年7月17日に発足式を開催。高齢者のニーズや各機関の取り組みなどを紹介したほか、関係機関との協力方法や健康長寿プロジェクトに関するディスカッションを行いました。
 また、翌18日には、TSMC慈善財団が町を訪問し、地域住民が主体となった介護予防活動の視察によって、町の現状や今後のプロジェクトに求められることを確認してもらう機会となりました。
 その後、3者で準備を進め、今回の協定締結に至りました。


 

協定締結式の様子

 締結式では、「健康長寿プロジェクト」に関するデモンストレーションを実施。武蔵ヶ丘7町内ほほえみの会の皆さんが、運動と認知機能のトレーニングを披露し、その様子を関係者が視察しました。TSMC慈善財団のソフィー・チャン会長も、参加者とともにトレーニングを体験しました。
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                      脳トレを組み合わせた運動指導のデモンストレーション

 その後、TSMC慈善財団のソフィー・チャン会長、熊本大学の小川久雄学長、𠮷本町長が協定書に署名。それぞれが挨拶を述べ、町民の健康長寿や外国人労働者への医療支援に向けて、協力連携していくことを約束しました。
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                   協定書に署名する3者        左から𠮷本町長、ソフィー会長、小川学長
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