井口眼鏡橋 最終更新日:2019年4月16日 井口眼鏡橋(いぐちめがねばし) 眼鏡橋の写真 指定年月日(種類番号) 昭和55年2月26日(建造物第3号) 所在地 菊池郡菊陽町大字辛川(井口区)石橋概要 架橋年石工等橋長拱矢(きょうし)橋幅経間(スパン)輪石数側壁厚輪石厚高さ不詳不詳10.75m2.15m3.00m5.38m28枚0.25m0.36m2.65m 文化財概要 この眼鏡橋は、馬場楠井手に架かる単一アーチ橋(石造)であり、昭和初期まで重要な生活道でありました。 この橋の特徴は、輪石の接する部分に、すべて石楔(くさび)が使用されている点で、県内でも極めて少ない貴重な石橋の一つす。 この工法が用いられている眼鏡橋は、植木町豊岡にある豊岡橋(1802年)、御船町木倉にある門前川橋(1808年)がある。この2つの石橋の石工は、肥後の石工集団のリーダーである仁平(にへい)の弟子達の手によるものといわれている。井口眼鏡橋も同集団の手によるものと推定されます。 この橋も交通事情の変遷によって、東側1mが拡幅工事されており、東側の輪石は漆喰仕上げになっています。 橋の下から見た写真 その他の菊陽町内の石橋(リンク) 09入道水眼鏡橋 10古閑原眼鏡橋 11上津久礼眼鏡橋