町では、持続可能な地域づくりに向けて、企業と連携した地下水涵養事業を進めています。6月に、町内の田んぼでJASMと富士フイルムの従業員が、それぞれ田植えを行いました。
田んぼからはじまる地下水保全への一歩
町では、地下水の持続的な利用と保全を目的に、企業・行政・地域が協力して地下水涵養事業を推進しています。その一環として、町内の水田を活用した田植え活動が今年も行われました。
6月14日にJASMは、菊池地域農業協同組合菊陽中央支所青壮年部に協力していただき、6月22日には富士フイルムが、農家の後藤秀隆さんの協力のもと、田植えを実施しました。JASM、富士フイルムともに、工場で取水した量以上の地下水涵養を行っており、地下水かん養事業の熱心に取り組まれております。田んぼに水を張ることで水を地下に浸透させ、地下水を蓄えるこの取り組みは、環境負荷を軽減し、地域の水資源の保全に寄与します。
参加した皆さんは「自然とふれあいながら、地域の水を守る活動に参加できて嬉しい」との声が聞かれ、環境意識の向上にもつながっています。
今後も町は、地域や企業と連携しながら、豊かな自然と共生するまちづくりを進めていきます。

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田植えに参加したJASMの皆さん | 田植えに参加した富士フイルムの皆さん |