令和7年7月26日(土曜日)から27日(日曜日)にかけて、菊陽町総合体育館において、内閣府・熊本県と共催で「避難生活支援リーダー/サポーター研修」を開催しました。
本研修は、避難所の生活環境を改善し「災害関連死」を防ぐことを目的として、2022年から内閣府のモデル事業として全国で展開されているものです。
今回は町内外から、防災士、福祉関係者、看護師、薬剤師、自主防災組織の関係者、一般町民など、10代から80代の合計55名の皆さまにご参加いただきました。
研修では、避難所を再現したスペースを用いて、課題の抽出や改善策の検討を行ったほか、被災者役と支援者役に分かれてのロールプレイングを通じて、実践的に被災者とのコミュニケーションの取り方を学びました。
考え方や背景の異なる多様な立場の参加者が、避難生活の環境向上という共通のテーマのもと、互いの意見に真摯に耳を傾け、熱意をもってグループワークに取り組まれる様子が非常に印象的でした。
全ての講座を受講された方には、内閣府より「避難生活支援リーダー/サポーター修了証」が交付されました。