菊陽町内で分電盤の点検商法と思われる相談が急増しています。中には電話口で実在する電力会社やその委託会社と名乗る事例もみられます。
業者が電話等で突然、分電盤やブレーカーの点検を持ち掛けて訪問し、「このままでは何かあればすぐに火災になる」等と不安をあおりその場で分電盤の交換を迫る手口がみられます。
事例1
自宅の固定電話に業者から「震災の関係で、法律で10年に一度家の分電盤の検査が必要になっている。明日検査に伺おうと思うが都合はよいか。」と電話があり、都合が悪かったので断りはしたが、本当にそのような法律があるのか。
事例2
「分電盤の無料チェックをします」との電話があり訪問を了解した。業者が訪問し分電盤を点検したところ「かなり古いので交換したほうがいい」と言われ、高額な契約を勧められ、よく分からないまま了解した。
〇トラブル防止・対策について
・家庭用分電盤等の電気設備については、4年に1回の法定点検が電力会社に義務付けられています。
・訪問した点検作業員が、その場で設備交換等の契約を持ち掛けることもありません。
・突然の電話や訪問を行う業者もいますが、安易に点検を依頼せず、また、点検した場合もその場では契約せず、十分な検討や他の業者との比較をお願いします。
・少しでも不安を感じたり不明な点があれば、契約先の電力会社にご確認いただくか、契約に関するご不安な点については、以下の消費生活センター等へご相談下さい。
☎096-232-2112
受付時間:月曜、木曜 午前10時から午後4時まで
☎096-383-0999
受付時間:平日 午前 9 時から午後 5 時まで
☎188(局番なしの3桁番号)
受付時間:平日 午前 9 時から午後 5 時まで 土曜・日曜・祝日 午前 10 時から午後4時まで