若宮八幡宮の鳥居(わかみやはちまんぐうのとりい)
鳥居の写真
指定年月日(種類番号)
昭和60年5月15日(建造物第7号)
所在地
菊池郡菊陽町大字津久礼429(上津久礼区)
文化財概要
若宮八幡宮は、安和2年(969年)山城国久世郡男山八幡宮から八幡大神を勧請※し、応神(おうじん)天皇とその御子、仁徳(にんとく)天皇と神功(じんぐう)皇后(息長足姫命(おきながたらしひめのみこと))併せ祀っています。以後700年余り白川右岸の地にありましたが、度重なる水難や疫病のため、延宝6~7年(1678~1679年)頃、村直りとともに現在地に移転建立されました。本殿前の二の鳥居には、「若宮社」の額が掲げられ石柱には「延寶八年正月吉日」「氏神當所移徙」の文字が刻まれ、遷宮と村直りの歴史を物語っています。
平成28年4月16日の熊本地震の本震で倒壊しましたが、平成30年11月に以前の場所から約5メートル本殿寄りに再建されました。
※勧請・・・神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。
若宮八幡宮の写真