内水浸水想定区域図を公表します(想定最大規模降雨)
本図は、浸水リスクに関する情報提供を目的として作成したものです。
水災害には、河川から水があふれたり堤防が壊れたりして発生する「洪水(外水氾濫)」と、降った雨が下水道や側溝などで排水しきれなくなることにより起こる「内水氾濫」があります。
これまで「洪水(外水氾濫)」については、河川からの越水等による想定図として「菊陽町地域防災マップ(洪水ハザードマップ)」を公表しています。
近年、気候変動の影響により激甚な水災害が頻発していることから、令和3年の流域治水関連法改正等を踏まえ、本町においても、想定し得る最大規模の降雨に対する内水氾濫の状況を表す「内水浸水想定区域図」を作成しましたので、公表いたします。
本町では、公共下水道による雨水整備の対象区域である市街化区域を対象に、内水浸水想定区域図を作成しました。
本図は、地盤高の測量データに加え、主要な下水道管や排水施設の能力を基にシミュレーションした結果を図化したものです。
また、地形の微細な起伏や道路側溝等の細かな排水状況、さらには下水道区域外からの流入影響など、計算モデルのみでは捉えきれない要因も存在します。
そのため、本町では、過去の浸水被害実績等も参考にしながら、町の実態に即したリスク情報となるよう整理を行っています。
日頃から、避難場所や避難経路の確認、気象情報の収集など、早めの避難行動にご活用ください。
なお、今回の「内水浸水想定区域図」は、内水による浸水の「範囲」と「深さ」を表示したものです。避難場所等を表示した「内水ハザードマップ」については、今後、防災部局と連携して別途作成予定です。
用語の解説
想定最大規模降雨(L2): 想定し得る最大規模の降雨であり、1000年に1回程度の確率で発生する大雨を想定しています。国が定める地域区分に基づき、1時間あたり153mmの降雨を条件としてシミュレーションを行っています。
内水浸水想定区域: 降雨量が下水道や側溝の排水能力を上回った場合や、河川の水位上昇により雨水を流せなくなった場合に、浸水が想定される区域です。
洪水ハザードマップとの違い: 本図は河川の決壊による「洪水」は考慮していません。河川に近い方は、既存の洪水ハザードマップと併せてご確認ください。
シミュレーションの限界: 本図は主要な管きょに基づいた計算結果に実績を補完したものですが、実際の雨の降り方や側溝の詰まり等の状況によっては、着色されていない区域でも浸水が発生する場合や、想定より浸水深が大きくなる場合があります。
作成の範囲: 本図は、公共下水道による雨水整備の対象区域である市街化区域を対象として作成しています。
宅地建物取引業者の方へ: 今回公表した図面は、町が保有する最新の浸水リスク情報として公表するものです。不動産取引にあたっては、必要に応じて参考情報としてご活用いただくとともに、周知へのご協力をお願いいたします。