妊娠中の健康と栄養 最終更新日:2026年10月22日 妊娠中の健康と栄養 はじめに 様々な生活リズムがあり、おいそがしい妊婦さんも多いかと思います。1日3食、お食事はとれていますか? ここでは、妊娠中の健康と栄養についてまとめています。 妊娠生活や食事に関するお悩みやご質問がありましたら、下記の問合せ先までご相談ください。 平日の午前8時30分から午後5時まで専門のスタッフ(保健師・管理栄養士等)が対応します(健診等で不在の場合は、折り返しの 電話を入れさせていただきます)。 妊娠期の食事 妊娠期の食事は、お母さん(妊婦さん)とおなかの赤ちゃんの発育にとても大切です。1日3食、主食・主菜・副菜をベースに、妊娠期に取りたい栄養素や食品も意識しながら食生活を送りましょう。(※つわりや胃の圧迫などで、思うように食事が入らないこともあるかと思います。間食の時間も活用しながら、食べられるタイミングで無理なく摂取していきましょう。)妊娠期の食事の目安量 妊娠中はおなかの赤ちゃんにも栄養を届けるために妊娠前よりも栄養素のプラス分があります(付加量といいます)。◎妊娠期の食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2025年版より抜粋) 非妊娠時 付加量 (18~29歳) (30~49歳) 妊娠初期 妊娠中期 妊娠後期 エネルギー(kcal) 1,950 2,050 +50 +250 +450 たんぱく質(g) 50 +0 +5 +25 葉酸(µg) 240 +0 +240 鉄(mg) 月経なし +2.5 +8.5 6.0 月経あり - 10.0 10.5 カルシウム(mg) 650 +0◎下記の「妊産婦の為の食事バランスガイド」もあわせてご参照ください。 妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針(厚生労働省作成)(PDF:1.63メガバイト) 意識して摂りたい栄養素葉酸妊娠前から妊娠初期の時期に摂ることで赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすことができます。食品例:ブロッコリー、ほうれん草、水菜、枝豆、イチゴ、納豆、焼きのり鉄赤ちゃんの血液も作っていくことから、妊娠期は特に鉄欠乏性貧血になりやすくなります。動物性食品・植物性食品どちらからも摂ることが大切です。食品例:牛もも肉、あさりの水煮缶、小松菜、厚揚げ、卵カルシウム妊娠期の付加量はありませんが、もともと不足しがちな栄養素です。妊婦さんの骨から赤ちゃんへ移行します。骨量を保つためにも摂取しましょう。食品例:牛乳、ヨーグルト、チーズ、煮干し、小松菜、厚揚げ菊陽町の傾向からみる食べ方のポイント妊婦健診の記録から、菊陽町は熊本県全体の妊婦さんと比較して血圧・血糖値の高い方、貧血の方が多い傾向にあります。これらは、赤ちゃんの成長(貧血や高血圧:小さく産まれる、高血糖:大きく産まれる)への影響だけでなく、妊婦さんや出産後の体調にも影響が続く場合があります。食事からも貧血や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病の予防・改善のサポートができます。こちら 妊娠期の食事のポイント(PDF:688.2キロバイト) を参考に食生活に取り入れてみましょう。