元気にすくすく育って「辛川地区の亥の子参り」

辛川地区で100年以上続いている「亥の子参り」が11月12日、午後7時から同地区で行われました。
これは小学1年生から中学2年生までの男の子がことし1年間に生まれた子の家庭を回り、石を地面に付いて子の無病息災と子孫繁栄を祈る辛川地区の年中行事。ことしは男の子11人が縄が巻かれた昔から引き継がれている大きな石を持って4軒回りました。
石を各家庭の玄関前へ運んだ後、みんなでと大声を出しながら家の敷地前から玄関前へ走り、「わっしょい」と言いながら石を3回地面に付いていました。頭が石を玄関にいれた後、国歌『君が代』を歌い、子どもの名前を呼んで万歳三唱。各家庭からは亥の子餅や菓子などが配られ、子の万病除去と子孫繁栄を祈りました。その後、男の子たちは元気な声で叫びながら各家庭を走り去っていきました。