都市計画マスタープランについて
都市計画マスタープランとは、都市計画法第18条の2第1項の規定に基づく「市町村の都市計画に関する基本的な方針」のことであり、住民に最も近い立場にある市町村が、創意工夫のもとに住民の意見を反映しながら、具体性のある将来の都市づくりビジョンを分かりやすく描き、それに則った地区別のあるべき「まち」の姿を定め、実現に向けた施策を明らかにするものです。
計画見直しの背景
本町では、住みやすい都市づくりを目指して、平成12 年3 月に都市計画マスタープランの当初策定を行い、平成22 年3 月に1 回目の改定、令和3 年3 月に2 回目の改定を行ってきました。
また、人口の増加、経済活動の発展、高齢化の進展、地震や豪雨などの都市災害及びインフラ設備の老朽化などの課題が生じている中、世界的半導体製造企業の進出を契機に、半導体関連産業の集積により工業用地や住宅用地などの土地利用の需要が活性化し、様々な問題の発生や計画が進行しており、今後も町を取り巻く状況が大きく変化することが見込まれます。
そこで、急速な土地利用の進展に対応し、社会経済の発展と守るべき農地をしっかりと見定め、農業、工業、商業、住環境、自然環境の豊かなバランスが取れ、「成長しつづける町。」として都市構造を再構築することにより、持続的な発展を維持した都市づくりを進めていくことが必要と考え、令和3 年3 月に改定した都市計画マスタープランの基本的な考え方は継続した上で部分的に見直しを行い、社会情勢などの変化に対応した将来目標や都市づくりの方針などを新たに定めるため、今回、都市計画マスタープランの見直しを行いました。
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菊陽町都市計画マスタープラン(令和7年3月見直し)