住居表示はどのような流れで事業が進められるのでしょうか。
ここでは、住居表示が実施されるまでの流れをご案内します。
住居表示の制度については、
こちら
をご覧ください。
住居表示が実施されるまでの流れ
住居表示が実施されるまでの大まかな流れは次のようになります。
- 住居表示の実施には、その地区にお住まいの方の多くの理解が必要になります。
- 皆様のご意見をお聞きするために、上記の流れに加えてアンケート調査を実施することもあります。
住居表示はなぜ必要ですか?(住居表示をするメリットは?)
住居表示を実施していないところは、土地の「地番」を使って住所を表示しています。
しかし、土地の地番が分筆(ひとつの地番をいくつかに分けること)や合筆(いくつかの地番をひとつに合わせること)がされ、多くの枝番、欠番、飛び番ができて分かりにくくなっている場合があります。
住居表示を実施するメリット
・住居番号が整列することで住所が探しやすくなります。
(救急車やパトカーなど緊急を要する場合や郵便物などの誤配や遅配が少なくなることが期待できます。)
・境界がわかりやすくなります。
・訪問される方が目的の家や事業所を探しやすくなることが期待できます。
住居表示が実施されると必要な手続きがありますか?(住居表示をした場合のデメリットは?)
住居表示を実施すると住所が変更されます。
そのため、住居表示が実施された区域にお住まいの場合、これまでの住所から新しい住居表示後の住所へ変更するお手続きが必要になる場合があります。
お手続きが必要なもの
住居表示が実施された後、次のような手続きが必要になります。
・個人番号カード(マイナンバーカード)の住所変更
・運転免許証の住所・本籍変更
・土地建物登記簿における所有者等の住所変更
・車検証の住所変更
・商業登記簿の所在地
・お知り合いの方への住所変更のお知らせ
※上記の他にも銀行での手続きやクレジットカード、電気、電話、ガスなど手続きが必要な場合があります。