SNSで「1日15分スマホで副業すれば、驚くほど簡単にお金が稼げる」という広告を見た。興味を持ち連絡すると、稼ぐために必要だからと高額なサポート契約を勧められた。お金がないと断ると、「副業に必要なアプリだ」と言われ、遠隔操作アプリを入れさせられた。遠隔操作アプリを通して借金の指南をされ、お金を借りて契約したが、稼ぐことはできず、借金の返済だけが残った。(20歳代 男性)
「簡単に稼げる」「放置したままでも報酬が得られる」などの魅力的な広告をSNSなどで見かけることも多くなっていますが、このような広告は鵜呑みにしないようにしましょう。契約する費用を賄うために借金まで勧められる場合は、特に注意が必要です。「稼いだ分で返済すればいい」と勧められても、借金の返済義務は借主にあることを自覚しておく必要があります。
また、遠隔操作で貸金業者サイトに登録してしまった場合は、IDやパスワードを変更して、悪用されないための対策を取る必要もあります。
困ったら、消費生活相談窓口に相談しましょう。
最近では、簡単に稼げる条件の良いアルバイトだと思い申し込んだのに、実は闇バイトだったというケースも発生しています。闇バイトは犯罪です。申し込み時に個人情報を伝えることにも注意が必要です。
一度でも闇バイトをすると辞められないという話も聞きますので、申し込みをする前によく検討するようにしましょう。
相談先:警察相談ダイヤル ☏♯9110
ヤング・テレフォン・コーナー ☏03(3580)4970